ヤクルト・バレンティン、球団新記録45&46号!「スワローズの歴史に名前を残せて光栄」 [ヤクルト]
(セ・リーグ、ヤクルト8-3巨人、16回戦、巨人10勝6敗、22日、神宮)
ヤクルトは主砲・バレンティンが2打席連続本塁打を
放つなど連夜の一発攻勢で、 巨人投手陣を粉砕した。
バレンティンのひと振りに神宮がどよめいた。
5-1リードで迎えた五回。二死一塁で打席に立つと、
沢村の初球、145キロ直球を迷いなく振り抜いた。
左中間席上段に届く一発は45号2ラン。前日の巨人戦で並んだ
球団記録(99年ペタジーニ、04年岩村)を超え、
球団新記録を打ち立てた。
「スワローズの歴史に名前を残せて光栄に思う。
ましてや通算100号も神宮だったし、
球団記録も神宮のファンの前で打つことができて本当にうれしく思う」
花束をかかげたバレ砲は満面に笑みをたたえファンの歓声を浴びた。
この日は一挙5得点で逆転した四回にも左前打。
さらに七回二死では、巨人2番手・
青木のカーブを捉え、バックスクリーン左に2打席連続の46号ソロ。
2試合連続2発とすさまじい勢いでアーチを量産している。
前日には「2発打って勝ったら」という小川監督との
“賭け”に勝ち特注グラブ2個のプレゼントをゲット。
指揮官はこの日練習前に早速、ゼット社の担当者に発注し、
支払いを済ませた。
王貞治氏らが持つ日本記録の55本まであと9本。
大記録達成を射程にとらえた。
ケガで欠場した試合をのぞく94試合で計算すると
46本塁打はほぼ2試合に一発という仰天の70発ペース。
「支えてくれるファンのみなさんのために、
日本記録でお返ししたい」と誓う
バレンティンの視界は良好だ。
バレンティンの2発で大勝したヤクルトは2連勝。
本拠地・神宮で対巨人5戦全勝とし、
残る対戦も地方開催(富山、福井)のため、
巨人に不敗の“神宮神話”が完成した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130822-00000535-sanspo-base
5回、球団記録となる45号本塁打を放ち、花束を受け取るヤクルト・バレンティン=22日、神宮球場(撮影・川口良介)(写真:サンケイスポーツ)
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